感光乳剤を使った製版は、いろいろめんどくさい
一般的なシルクスクリーンの製版方法は、乳剤塗ったり露光したりと、製版工程が多く手間がかかる。工程が多いほどミスも起こってくると思うので、もっとお手軽な製版方法をまとめてみました。
大柄で色面がはっきりあるデザインに適した製版方法だと思ってます。
「網点」のような表現など、細かい表現をしたい場合は、業者さんに発注するのが時短かつコスパいいんじゃないかと自分の中では結論に至ってます(2018年現在)。
CORNER PRINTINGさんは、小ロットから作れてオススメです。
製版に必要な材料
- 紗張りした版(紗張りのやり方はこっちを参照してください)
- デザインしたカッティングシート(業者さんに発注)
- 防水材
- アクリル絵の具(なくても大丈夫かも)
STEP 0
デザインをカッティングシートに反映する
今回カッティングシートは、「QUACK WORK」さんを利用しました。
決めては、料金とわかりやすいサイトです。他社とくらべると、群を抜いてる(気がする)
STEP 1
紗にカッティングシートを貼る
貼る位置を決めていきます。
デザインに対して上下左右ある程度余白があったほうが、印刷する際作業がしやすいのでオススメです。デザインに合わせて、版のサイズ選んでみてください。カッティングシートを貼った部分が、最終的にインクが、のる部分になります。
STEP 2
防水材を使って、インクをのせたくない部分の紗をふさぐ
紗にカッティングシートを貼り終えたら、防水材を塗ります。
カッティングシートを貼っている面を塗ってください。逆から塗ったら「失敗」確定です。
防水材は無色で塗りムラが気づきにくいため、アクリル絵の具を少量混ぜておくとよいです。
防水材
たぶん600円くらい
アクリル絵の具
たぶん300円くらい
STEP 3
防水材を乾燥させてカッティングシートを剥がす
防水材が乾燥し、カッティングシートを剥がせば、版の完成です!!
カッティングシートなしで、直接防水材を塗ってフリーハンド感だすこともできるかも…
はじめまして。
チラッと拝見したのですが、版は裏側(インクをのせない側)にしたほうがいいですよ。
これだと刷るごとに版を削ってしまうしスクイージーもスムーズにスライドさせにくいです。
たしかに~~~!!!
勉強になります!!!
あざます!!!